曽爾高原でマジ漕ぎ♪
時間は早朝~お昼ぐらいまで。
場所はスタートまで車で1時間ぐらい。
という条件で探して見つけたのが曽爾高原。
ほどほどにいい景色とほどほどなアップダウンでまあ
楽しめるんじゃないかなと思って出発したら....
最高の景色とコース、ハードなアップダウンでした♪
行った日:2018/9/24
今回のコースは、奈良県の名阪国道 針テラスが基点。
針テラスは道の駅になってて駐車スペースも広く、
休日ともなれば結構込み合うところ。
ここに車をとめて、以下ぐるっと回ってきました。
針テラス~室生寺~みつえ高原牧場~曽爾高原~
香落渓~名張~針テラス
地図で見るとこのようになってます。
奈良の山奥から一部三重県も通過するコースですね。
6:30に針テラスに到着でして朝ご飯食べて準備して
7:00前くらいに出発。まだ人も車も少なく静かな朝。
国道に出て最初の看板。曽爾の文字にうれしくなる。
静かな国道。
早朝スタートでこの静かな国道大好きなんですよねー。
これから目指す地への期待を膨らませながら、
慣らしも兼ねてゆっくりと漕ぎ出していく。
ゆっくりとワクワクを高めていくこの時間帯は
最高です。
そんなこと行ってたら最初の上り。
クイッときてますねー。
この上りは幸いにも短くてスローペース継続。
徐々に徐々に山へと入っていきます。
ああ、キました川が流れ橋が架かりだすと山岳コース
開始。川+橋+路。山岳コース鉄板の風景。
んー、奈良は進む方向によって国道でもあっという
間に山深くなっていきますね。まだこの時期だと緑
がとても映えています。
日と上り終えてのフラット区間。
まだまだ元気ですよ。この段階では。
しばらくいくとなんだか観光地の雰囲気が。
川沿いの建物のどれも風情があっていい心地。
室生寺到着です。
でも早すぎたためまだ開いてない...
まだスタッフの方?の出勤時間みたいだったので
中には入れず太鼓橋のたもとで一枚。
この後どれだけかかるかわからないので先を急ぎ
ます。急ぎたいのだけどこのあとの景色がどこも
撮影したくなる景色ばかりで進まない...
朝のお掃除の地元の方に挨拶しながら撮影しまくり。
さてここから最初の峠、「栂坂峠」に突入。
斜度は5%ぐらいの距離は3kmぐらい。
自分にとっては割りとハード(^^;
でも先月の四国カルストを通して少しだけ自身もついた
ので必死で登り通す。車はこないので蛇行もOK(^^;
峠のてっぺんが見えたときの嬉しさったら毎回ないの
ですが、なんとか到着。目が若干すわってます(^^;
ここからは最初のごほうびダウンヒル。
何回かノーブレーキで突っ込みます。
いやーダウンヒルより楽しいものはないよねと
思ってたらここからがハードだった...
みつえ高原牧場へは上り一辺倒でしかも斜度が
ハンパない....確実に5%以上はあったはず。
今回ここが一番斜度がキツかった気がする....
写真とりたかったけどそれすると気が終わるので
とにかく漕ぐ。途中で降りてくるサイクリストの方
との挨拶もかろうじて会釈するくらいで漕ぐ。
で、ようやく牧場の敷地内へ。キツかった...
牛の出迎え(「おはよー♪」って声かけたらこっちを
じっと見つめてくるのがかわいい)を受けて
みつえ高原牧場に到着。
実はとても広い牧場とのことでしたが、ちょっと
休憩しただけだったので全部は見れず。
牧場といえばお約束のソフトクリームもあるって
話だったけど未確認。
バードウオッチングらしきおじさん達と挨拶して
少し話したら出発。
さあ、曽爾高原まであと少し。
じつはこのみつえ高原牧場に寄らなければ、途中で国道
直進すれば曽爾高原はもっと早く着くんですよね(^^;
でもせっかく来たので距離稼ぎも含めて寄り道しました。
で、あと少しで気を抜いていたらここからがまた激坂。
林道とも農道とも見分けがつかない山中の道をひたすら
上る。きっつー...
そしてようやく到着。
おおー!写真でよく見た景色!
自身初の曽爾高原です♪
今までファミキャンとか日帰りで自然のあること
行きたいっていった時に何回も提案していたのですが
なぜかいつも却下...この景色はずっと見たかったので
ようやく念願かないました(^^
せっかくなので自転車でも可能な限り奥に
入っていくことにします。
9月下旬とあってまだすすきは見頃ではなかったかな。
そしてそれまで曇っていたのに突然晴れ間が!
たくさんの方が上を目指して登ってました。
それを見て、
ああ自分の登りたい上からの景色がみたいの図。
サンダルでも持ってくればよかった....
青空が出てきたので休憩兼ねて撮影タイム。
まー見事にこれはなんといいますか、その...
曽爾高原でしたね(笑
家族連れ、ワンちゃん連れ、カップル、老夫婦と
この日はかなり賑わってました絶好の曽爾高原日和
でしたからねー。
まだまだ奥までいったり周回したかったのですが、
この日はここまで。続きは次回以降のお楽しみに
取っておきます。ここだけを目的に来て、自転車
置いて歩くのもあわせるというのもいいかもしれない。
んー、いつかそのプランもやってみよう。
で、続きですが曽爾高原を出たらここまで上ってきた
ごほうびロングダウンヒルの開始!
ぶっとばしますよー!
もうガンガン下る。ガンガン下りまくる。
舗装状態も良い方で爽快です!
途中、「お亀の湯」という温泉と休憩施設あり。
この温泉よさげなんですがここで入るわけには行かない
ので泣く泣くスルー。
今度はここに来るプランも考えなければ。
ここで何人かのサイクリストさんとも挨拶して
テンションアップ♪
でも今回の目玉は曽爾高原だったので、
あ~あ、メイン終わっちゃったよなー。
下りはいいけどあとは戻るだけかー。
と、段々残念な気分が増してきていたのですが、
漕いでるとなんかまた写真栄えする景色がぽつぽつ
出てくるのです。
またいつものように今回も深いとこまで来たなー。
ほんとに帰れるのかこれ?とぶつぶつなのかニヤニヤ
なのかよく分からない表情でシャッター押しまくる。
またもや進まない...
写真撮ってると何組ものサイクリストの方々が
シャーッと漕ぎまくっていく。
それに乗っかりたいけど写真も撮りたい。
なんなのこの漕ぐも良し撮るもよしのこの地は!
で、ここで香落渓を目指しながら気づいたのですが、
この区間、最高のサイクルロードなんですよ!
香落渓というのはある一点だけを差す名称ではなく、
付近一帯も含んでるとはずなのですが、この川沿いの
道が最強に最高でした♪
わずかに下りフラット。
となりには渓谷美。漕ぎまくれる!
車よりもバイクの方が多くて、ああ、楽しいの一緒
なんだなーと思ってたらさらに楽しくなってくる。
今の時期も良かった。
日向はまだ暑いけど、日陰はとても涼しい。
漕ぎまくってほてった体を冷ますのにもちょうどいい。
逆に真夏はキツイかも...
となりの川を見ながらなんとか降りたいと思って
探していたらやっと一箇所あって、自転車かついて
降りてった。しばし休憩...なんと落ち着く事か...
この山中の極上サイクルロードは県道81号名張曽爾線と
いう名称で曽爾高原~香落渓~名張までの道です。
大体15kmかもう少しあります。
こんな道が15km以上もあるなんてシアワセ以外の何物
でもなく、曽爾高原で目玉が終わりと思っていたのに
嬉しすぎる誤算でした。
写真はほんとはもっといっぱい撮ってます(^^
渓谷沿いの道の興奮を冷ますかのようにコースは
続いて青蓮寺湖の周りをめぐるルートとなります。
ここで気持ちも脚もクールダウンしてゆっくり
サイクリング。
青橋と、
赤橋に、
青蓮寺湖ダム。
川沿いの道ってその流れに沿ってこっちも乗って
しまいがちですが、湖畔道路はその水面と同じく
こっちもゆっくり漕ぎたい気分になって、
ゆっくり回せるのがいいですね。
ほんと永遠に続いて欲しい、終わって欲しくないなんて
初めて思ったくらい一瞬にしてお気に入りになった
コースでしたが残念ながら終わりです...
名張市内に出ちゃいました...
すんごく脱力感でいっぱいですが帰らねばなりません。
街中のナビに気をつけて進みます。
すると最後におまけの道がまだあって歓喜♪
あと残りも少ないので、
ここはゆっくりかみ締めて漕いでると道に斜度が付いて
きて段々と上りに...
朝スタートしたときしばらく下りだったので、
周回コースなのでこれは最後上らされるな...と思って
いたのですが全くその通り...
針テラスに戻る最後15kmほどはずっと上りなのです...
これは効いた...
大分瀕死の状況でしたがなんとか耐えてゴール。
針テラスへ戻ってきて
無事くるっと一周完了。
ふー、いいコースだったので大満足の一本でした♪
ではではデータです。
・行った日:2018/9/23
・総距離 :92.44km
・総時間 :7:32'52
・獲得標高:1326m
アワイチより距離は短くて、獲得標高は少し多い。
という感じでしょうか。
そういえば海に全く出ないコースは初めてだったかも。
いままでロードバイクで行くなら海がいいよねと
思ってましたが、ひたすら山の中もこれまたいいかも。
総時間は途中で写真撮って大分遊んだのでひたすら
漕げば30分以上は縮めることができるかな。
このコースは曽爾高原の開放感ある絶景と、
香落渓までの爽快な渓谷コースがダブルで楽しめる
とてもオススメなコース。
行くまではどーかなーと思ってましたが、
行ってみたら評価は180度好転。
ぜひリピートしたいですねー。
紅葉のシーズンなんてまた最高かも。
だとしたらもっとさらに写真撮るのでさらに
時間かかるかな(^^;
また行くぞ♪