四万十川でマジ漕ぎ♪
去年のマジ漕ぎ集の中で随一の旅となった
四国カルストに続いて今年も四国へ！
今回は高知県で二日間のマジ漕ぎトリップ♪
まず一日目は四万十ぐるりでございます。
行った日：2019/10/5
二日目の柏島はこちらからどうぞ♪
四万十のどこで漕いだのか
最後の清流四万十川流域周辺へのマジ漕ぎトリップは
かなり早くから計画していたのですが、なんと高知県
って日本でも有数の多い県なんですね...
前線やら台風の影響が常にモロ受け。
夏に設定していた日程はことごとく天気につぶされて
今回ようやく行くことができた次第。
まずは場所からいきますね。
おおまかにはこのあたりです。
拡大するとこのあたり。
ほぼ四国の西の端ですね。
スタートは物産館サンリバー四万十。
ここから海沿いを進んだのち四万十源流方面へ
向かって山へ入り。ぐるりと回って再度
物産館サンリバー四万十へ戻ってくる周回
コース。こちらのサイトで見つけたのですが
「四万十ヘブンズロード」という名前がついて
います。
なのですが...が、が、が、
なんと私そのコースが示す反対回りをやって
しまいました。さらにそれにゴール近くまで
気づかなかったという...
まあね、周回コースですから、順番変わる
だけでね。結果とても良かったのでオーライ
です♪
いざ出発
大阪から前日夜に出発して現地着はすっかり朝
になっていたのですが、快晴ということでいそいそと
準備して出発。
最初は街の中を抜けていきます。週末の朝は混雑も
なく快適。しばらく漕いだら、お！川だ！四万十川！？
いえ、まだです。そんなすぐに着くわけないです。
ちょっとがっかりするも気持ちは逸ってるので
土手沿いを快適に進みます。
国道も気持ちよい♪
アップダウンはもれなくありますよー。
まだまだ元気。
最初の沈下橋
だんだんと山中になってきたら、
お！看板が見えました。
今回最初の沈下橋、「高瀬沈下橋」です。
国道から外れて少し下ると...
ほれ、どーん♪
生でみるのは初めて、クラッとするほど感動。
まーっすぐなんですよね。
それは潔いほどにすっとまっすぐ。
もちろん横に手すりは一切なし。
おそるおそる真ん中へ。
前日の雨で増水しているのか少し濁っていたのは
残念でしたが、それでもきれいな川です。
そしてこのとき私がウロウロしている間、
郵便局の車や、地元の方の軽トラ、乗用車が頻繁に
通っていきます。こちらからすれば観光施設ですが、
地元の方からすれば重要な生活道路なんですね。
じゃまにならないように楽しませてもらいます。
ずっといついてしまいそうでしたが、まだ先はあるので
再び国道へ。すると今度は河原へ降りることのできる
道を発見。SPD-SLシューズで河原をあることは難しい
のですが、景色にひかれていってみると...
なんと雄大な！でかいよ四万十川！河原も広い、
広すぎる！水辺までいけないじゃないか！
もうね、腰下ろしたら最後、日が暮れるまで
ぼーっと見つめていたいくらいの景色ですよ。
テント張って一泊したかったな。
続いて二つ目の沈下橋
進行方向左側は常に四万十の雄大な流れと景色最高の
マジ漕ぎ環境で二つ目の看板が見えてきました。
勝間沈下橋です。
今度はさっきより大きい！迫力のある沈下橋！
ここもおそるおそる中ほどへ。
橋の上からの眺めもまた爽快！
このときは風が結構あったので、もし漕いでて突風に
あおられでもしたらチャポンといってしまうので、
橋の上では歩くだけにしておきました。
川の流れはかなり早いので怖いいしね...
いやー楽しくなってきましたよ、沈下橋ハント♪
次はどんな橋なのか楽しみでしかたありません。
しばし眺めたら再び出発。
快晴の中、交通量もまばらで聞こえてくるのは自分の
チェーンの音と風の音のみ。まっすぐ伸びた道。
そばには四万十の雄大な流れと景色。
ナニコレ？天国？マジ漕ぎヘブン？！
ここまでのところ、峠もなければアップダウンも
さほどでもなかったので快適そのもの。
趣味に自転車を選んだことの喜びをかみしめる。
シアワセですな♪
そうそう、山間コースなのでトンネルは頻繁に出てきます。
なかには2km近くあるのもあるし、トンネルの真ん中が
峠のピークになってるような珍しいパターンもあります。
なのでライトは必須です。
周りに自分の存在を確実にアピールして事故防止に努め
ないといけないです。
次の沈下橋までしばらく木陰の細道が続きます。
対向車はやってくるのでライトを点灯したほうが良し。
実際、車からかなりよけてもらえました。
ここはマジ漕ぎせずにポタリングで。
こんなところが家の近くにあればなあ...
木陰道を抜けたら、再び四万十ヘブンズ景色。
振り返っても前を見ても圧倒され、癒される
風景の連続。いいとこです♪
三つ目の沈下橋
ポタリングとマジ漕ぎの間くらいの快適ペースで進む
ことしばらく、三つめの沈下橋が見えてまいりました。
でもなにやら違う。
なんか橋が落ちとる....
「岩間沈下橋」はまだ修復作業中で両方向どちらからも
完全に進入禁止になっておりました...
むー、かなり残念...
ここはおそらく一番フォトジェニックな沈下橋だと
思うんですよね。駐車場とトイレ、簡単なお店もあるし。
まあいたしかたありません。私はただの観光ですが、
地元の方のためにも工事関係の方、修復作業を
引き続きお願いいたしますです。また来ます♪
ここから少し進んだところ「道の駅 よって西土佐」
にて少し休憩。
ここはでよかったですねー。
レストランのメニューも充実してましたし、
建物もキレイ。
高速のSAにも負けず劣らずの施設でした。
時間があればもっとゆっくりしたかったですね。
それで、今回のコース全般に言えることなんですが、
道路の舗装状態がすごくいいんですよ。
これはローディーにはすごく大事なことで、
山手の道は割れてたり、陥没してたりすることが
多いのですがほぼなかったですね。いや全然かな。
道がキレイだと走行中のストレスがものすごく低減
されて漕ぎに集中、または漕ぎながら景色を見てても
無茶しないかぎりは引っかかって落車する心配も
ないのでとても良いです。
おそらく行政さんが力入れられてると思うんですが、
（多分...）
観光地への集客はこういう見えるようでみえないところ
への気配りはだいじですよね♪
四つ目の沈下橋
休憩で脚もおケツも復活したところで目指すは次の
沈下橋。調べたところ、今回のコースでは残りあと
二つとなる様子なのでここはじっくり堪能しないと
いけません。
見えてきました。「長生沈下橋」です。
ここは国道沿いに駐車場もあって、
対岸は砂浜になっているので、川遊びで夏場はかなり
混雑するところのようです。確かにいいところです。
早速渡ります。今度は漕いで。
向こう岸からの眺め。
橋の途中から川を望んだ時。
ニヤケが止まらない。
ちょっと待って！ナニコレ最高やないの！
特に橋の中ほどから川を眺めたときは
声出しながら息をのんだ（難しい）。
その景色に感嘆。雄大さに敬服。四万十川すごいわ。
来てよかったわ。はるばる来るだけの価値あるわ。
ここの沈下橋が最も気にって、橋の上で休んだり、
何回も行き来したり、自撮りしまくったりで多分
30分以上滞在してましたね。離れられなくて（笑）
いや、この沈下橋はおすすめです。
じっくり堪能しすぎたので続きクリアのため、
再度出発。
快適な景色はずっと続いてて、この鉄道の橋と川、山
ってやつはたまらんですな。
ここはなかなかに雰囲気もあったのですが、
先ほどの長生沈下橋ほどではなく、橋への道も
なんか少し荒れていたのでパス。
残りの距離もあったのと日没もせまってくるので。
さあ、遊び過ぎた分を挽回しないといけません。
その前に「道の駅四万十とおわ」に寄って腹ごしらえ。
ここの「鰻まぜご飯」は最高においしかったです。
写真撮るのも忘れてがっついて、気が付いたら
全部食べてしまってました。残念...
ここからマジ漕ぎ入れて、「道の駅 四万十大正」にて
最後の大休憩。
このコースは道の駅が充実していてとても助かります。
そしてどれもキレイな施設なんですよねー。
ここからしばらくはマジ漕ぎ度数最大。
自身最大パワーにて踏み続ける。
だって10月ともなると日が落ちてくるの早いんだもの...
とにかく山から下りないと海沿いへ出ないと。
との思いで必死こいて、はい出ました。海です。
ってえらく簡単にはしょりましたが、この間約40km
ぐらいは道路が友達状態でひたすら漕ぎつつけるのみ。
だっはー！これはキきました。
もう夕日が差しかけてる時間帯。
ゴールへ向けてあと20kmぐらい？
さあ行きますか♪
気分的にはポタりながらゆっくり巡航でいこうと
思っていたのですが、やはり海岸線のアップダウンは
ナメてはいけない。下手すると山間部よりキツい時
ありますからね。はい、もちろんここもそうでした...
ひーひー言いながらも街まで帰ってきて無事ゴール。
スタート地点までぐるりと一周して帰ってきました♪
ふー、堪能したー♪（逆回りだったけど）
四万十ぐるりおまとめ
雄大な四万十川の傍を漕ぎながら何度か現れる
沈下橋を楽しめるとても素敵なコースでした。
記事中でも触れましたが、路面状態がキレイなのが
走行ストレスがなくてとても良かったです。
フラットでは遠慮なく漕げましたからね
（たいしたスピードではないけど...）
ほどよい距離にある道の駅もどこもよかったです。
地方によってはちょっとここはないな...ってとこも
多いのですが、どこも洗練されていて、四万十川を
眺めることができて全部でなんか食べていきたかった
くらいですね。
道の駅をはじめ、自販機も山間部にしては多い方なんで
水分の補給も心配ありません。
ダブルボトル＋凍らせたペットボトルとかそんなに
持たなくても大丈夫です。
この条件は四国カルストとは全く違いましたね。
あそこは途中ほんとになんにもなかったですから...
補給はローディーにとって重要な事柄ですから
その心配がなくロング漕げるのはありがたいです。
やはり観光地として整備されているのだと思います。
では最後にデータです。
・行った日：2019/10/5
・総距離 ：137.41km
・総時間 ：8:50'20
・獲得標高：776m
以外に獲得標高が低い...
山に入っての川沿いは以外にも平坦多くて、
最後にギュンと一度上ったくらい。
海岸線のアップダウンの方がキツかったです。
また来るぞと♪
