大山でマジ漕ぎ♪
元々は去年の最後に行くつもりだったのが
残念ながら冬眠の時期が始まってしまったので
先送りになっていた、
鳥取県に位置する独立峰の大山の周りを一周する
山岳ロードの「ダイイチ」行ってきやした。
いままでの「○○イチ」シリーズで最もハードな
コースとなりました...
山岳ロードハンパないっす...
行った日:2019/4/6
ダイイチとは?&出発
大山一周をいってもどこに道が?って方もいるかも
しれないのでまずはコースをざっくりと。
このような感じです。
いやほんとざっくりなんですが...
大山をぐるっと取り囲む「大山環状道路」
というのがありまして、そこをマジ漕ぎするのです。
では出発しますね。
道の駅を7:20ごろ出発。
この日は晴れのはずなんですが朝曇りでしょうか...
大山環状道路を目指してまずは北上していきます。
蒜山といえばコレなんですがトーテムポールと思って
いたら古くから蒜山に住まうといわれている
「スイトン」っていう怪物らしいです...
人間の考えていることがすべてわかるとか。
今日の完走だけ考えて今から漕ぎます!
よろしくでございます...
傾斜も緩く、車も少ない朝、
快適にくるくる回します。
ずっと上りなんですが、このように見通し良すぎる
爽快というか痛快な道。4月とはいえまだ暖かかくは
ないのですが、下りはぶっ飛ばします♪
ダイイチするための道の最初の起点です。
こういう一枚は必ず押さえときます。
行ってきますー♪
ここから今までの海沿いロードとは一味違う
山岳ロードが始まるわけですがまあだ大丈夫。
無理せずくるくる回してると着くのが
最初のビューポイント「鬼女展望休憩所」です。
トイレはもちろん売店もある小ぎれいな休憩所。
そこからの本日一発目の絶景です。
キましたね。雪をかぶった大山。
そーです。これが見たくて
夏じゃなくてこの時期にしたのですよ。
今ははるか彼方ですが今後進むにつれ大山に
近づいていくんです。待っててちょーだい!
くるくるアゲイン。
鳥取県に入りました。
えらいとこまで漕ぎにきてますなあ。
大山環状道路
上ったり上ったりを繰り返し、
ほどなくして大山環状道路との交差点に到着。
ここ「鏡ヶ成」を起点にぐるっと一周します。
方向は反時計周り。
あたりはまだまだ雪が残ってるんですよねー。
寒し...
標高もそれなりになってきてるので当然なのですが、
道路脇の積雪量がまだこれだけ...
寒いわけだ...漕がないと!
途中でチラチラ見える景色。
もっと見せてくれてもいいのだけども。
このコースはすべてではないですが、
一部「ツールド大山」のコースになっています。
その大会はまあまあドMな大会らしいのですが、
実際一部漕いでみて相当なコースであることが
わかります。健脚な方がうらやましいですねえ...
ロング上り&ロング下り
地蔵峠あたりまで快調に上ってきたのですが、
一度一気に下まで降りていきます。
下りは爽快なのですが、また上るなら平行移動
させてくれたらいいのにといつも思います...
あっという間に下界。あーあ...
お次は「船上山」というところを目指して進みます。
もちろん上りです...
ここからは林間コースとなります。
木立の間をけっこうがんばって上ったので
写真はナシ。上ったら当然下りがあってまた
あっという間に下界。
交通量も少なくて下界に降りたらのんびり漕ぐには
最適の道なのですがそんなのは全体通してわずか。
ひたすら長めのアップダウンが続きます。
今回初めてのトンネル。
山岳コースのわりにトンネルは少なかったですね。
ここをクリアすると「船上ダム」というところに
出ます。小さなダムなのですがしばし休憩。
防寒に山用のポーラテックアルファのアンダーを
着てるのでモコモコ。
冬眠明けライダーには防寒大事なのです。
このあたりから徐々に大山に近づいていくので、
漕ぎながらその雄姿が頻繁に視界に入り、
大いに元気づけられます。あの先まで!
そしてようやく船上山の直下。
とても特徴のある形をした山ですねー。
迫力あります。
ここで冬装備を脱いでようやくサイクルジャージに
着替え。しかし生足にはまだなれない...
この後含め常時標高800~900mあたりを進むので
晴れていても思いのほか気温は上がらず。
でもこのアップダウンには丁度良かったかもです。
ふと現れる景色。元気づけられます。
しかしコースはひたすら上り。
途中、今回のように4月ではなく、
グリーンシーズンに入ったときにきたら
さぞかし爽快だったろうなー
というようなポイントがいくつかありました。
この枯れ木がすべて葉があると全然雰囲気
違ったのではないかと。
それでも晴れてるだけ今回は良かったですけどね。
まずは今回ちゃんと一周しないと。
さらにくるくる回し続けてるとたどり着く、
その名も「一息峠」。なんてぴったりな名称!
ここでしばし補給してつかの間の下りを堪能。
んー、雪を被った大山は壮大だ。
終盤は常に大山の傍に
そしてコースは大山登山の麓へ。
久々の人工物にホッとします。
素敵なレストランもいくつかあってかなり心惹かれ
たのですがここで休むと多分最後は日が暮れてしまい
そうなのでグッと我慢して先へ。
大山登山口といえばご存じこのモンベル。
さあまだまだ上りは残ってます。
チラチラと大山眺めながら漕ぎに漕ぐ!
スキー場の後ろにそびえる大山。
迫力あり。
午後になると日差しが弱く少し冷え込んできますが
コースは終盤。これほんとふり絞る。
そしてようやく到着したのがここからの大山の眺めが
もっともキレイと事前情報で仕入れていて楽しみに
していた「鍵掛峠」です。
おーっとこれはすごい!
この景色は進んでると見えなくて、
着いてから振り返るとそこあるというのが
また感動ポイント。確かにこの日一番キレイ♪
結構な時間ただ眺めてました♪
ここはほんとにハイライト。
ここだけすぐにもう一回行きたい。
いやあの前後の上りとかなしで...
いままでのライドの中でも結構上位に食い込んでくる
ほどのビューポイントでした。素晴らしかった。
名残惜しいですが、コースはあと少し。
ちょっと下って再び「鏡ヶ成」まで上り返せばOK。
ってそののぼり返しが最後に5kmもあったのですが...
そして無事戻ってきました!
一周達成。ああ感無量。もう脚無理。
あとは道の駅まで下るだけ。
ダイイチ完遂です!
ではデータいきますねー♪
・行った日:2019/4/6
・総距離 :92.07km
・総時間 :9:43'16
・獲得標高:2367m
キましたよ、獲得標高2000m越え!
1周でちょうど2000mぐらいなんですよね。
それプラス道の駅からの往復。
9時間もかかりましたよ!
上りが遅いからなー。
これは多分これからも変わらないので
早く出発するしかないですね。
それと季節のチョイス。
今回は雪の大山が見たかったのでこの時期に
しましたが、その分道中の木々がさみしかった。
でも真夏にこれなない...
初夏と紅葉の秋がかなりよさそうですね。
距離は100km未満ですが達成感はそれ以上。
今期しょっぱなでこれだけやれりゃあ
十分でしょう♪
翌日はママチャリすら乗る気になれなかった
のは内緒ですけどね。
また行くぞ♪