四国でマジ漕ぎ♪ その1 ~UFOライン編~
ロードバイクに乗り始めてすぐに知った四国にある絶景
ポイント、UFOラインと四国カルスト。
この景色はぜひ見たい!ぜひ行きたい!と決めてから
半年。何度かのロングライドを経てようやく辿りつけ
ました。当たり前ですが写真軽く超える絶景に感動♪
それではUFOライン~四国カルストと自身初の
1泊2日ライドのお話まずはUFOラインから
スタートです♪
行った日:2018/8/18
※その2 ~四国カルスト編~はこちらから
では場所とコースから紹介しますね。
スタートはいろんなところから可能と思いますが、
今回は大阪から車でます愛媛県の東予港まで移動。
フェリーターミナルに駐車してそこを基点としました。
1日目は東予港~UFOライン~四国カルスト~天狗荘で
宿泊までのルート。2日目は天狗荘~四国カルスト~
東予港のルートという1日かけて上って1日かけて降りて
くるという日程です。
1日目の地図はこんな感じ。
距離にして140kmほど、獲得標高は3000mほどという
いままで自身の1日での最高獲得標高は1300mぐらい
なのに行けるのかこれ?という不安は考えないことに
していっちゃうことに(^^
スタート地点の東予港の駐車場は無料。スペースも十分
で準備するには最適。ただし漕いでる間何があっても
自己責任で。
準備完了で出発♪今回はほんとよろしくCOLNAGOさん。
おー!これがこれから入ってく四国の山々ね。
んー壮大!相手にとって不足ナシ。不足は自身の脚力
のみ(^^;
交通量の少ない朝の国道。この気持ちよさは自身の近所
じゃ味わえない格別の時間。
山の麓に着くまではこのような道が続いて快適なのです
が、今回は山に入ってしまうと数十kmに渡って補給が
不可なので、まだ街中でコンビニや商店があるうちに
補給はしっかりしておくことが必須です。
だんだんと山に近づいてくると景色も変わってきてこの
ように。川がきれいだよ。四国いいよ(^^
景色が良くなっていくにつれて傾斜も増していき、
いよいよ登坂開始!
数kmのぼって初めのチェックポイントにしていた
寒風山トンネルです。
ただのトンネルといってしまえばその通りなのですが、
ここは長さが5km以上あるのです。さらに車の高速道路
のそれと違ってこういったところは「節電のため一部
照明を落としています」となっていて一定区間ほんとに
真っ暗なところがあるので前後のライトが必須。
さすがに5km以上あるとなしでもなんとかなるかとは
いかない。そしてこの後もトンネルが多発するので
ライトはしっかりしたものを用意した方がいいですね。
トラックやバイクの音におののきながら5kmをクリア。
いやこれ長い...出口がないかのようだった...
中もずっと上りだし...
一息ついたら即出発。先は長い。
ここまでもそうだったけど、これからもずっと上り。
ひたすらクルクル回して進みます。
すると段々と標高も上がってきて開けたところでは
この景色。山の中腹にある筋は今まで漕いできた道。
むーよくやってるぞ自分(^^;
でもまだまだ序の口。カーブの先も明らかに上に向かっ
ている...
そしてようやく休憩ポイント「町道瓶ヶ森線」に入る
ところでパーキングと東屋があります。何かお店らしき
建物がありましたがすでに閉鎖されているようでした。
そしてこの「町道瓶ヶ森線」こそがUFOラインの正式
道路名称なのです。全長は27km。標高は大体1300m~
1700mぐらい。瓶ヶ森沿いの尾根道でその先は
石鎚スカイラインまで続いている天空の道。
やっときましたよここまで持ってきたおにぎりで補給
して天空の絶景に備えいざUFOラインへ!
のぼりはまだまだ続きますが段々と近づいてきました
見事な尾根筋が。
もうここまできたらすぐに着いてくれればいいのにここ
からさらに曲がりくねること数回。
キター!UFOライン!
まさに天空!
ずーっと続いて欲しいと思わせる道。
こんな道を漕げるシアワセ。ここまで踏ん張った甲斐は
大いにあり!
振り返ってもタマラなくて漕げるシアワセと言いながら
一向に進みません...
またこの日は折からの今年の猛暑も一段落していて、
快晴だけども風は冷たく心地よいという最高の条件。
ぶっ飛ばしたくもなるし、ゆっくりも進みたいし、
どーしましょどーしましょって状態。
見惚れますね。
見上げるとハイク中の方を発見。上まで行くとさらに
絶景でしょーなー。
車で来てる方もたくさんいて(そっちが普通)、
みなさん立ち止まって撮影しまくってましたねー。
何回かこのあたり往復したい気分でしたが、現在地を
確認してみるとここまで結構苦労したのにまだ全体の
3分の1しか進んでない...なのに獲得標高は全体の
3分の2近くまでいってる事実。なんなのこれ....
しんどいわけだ....
ちょっとこのペースでは最後の宿着がかなり遅くなって
しまうので名残惜しいけどUFOライン離れます。
次は季節を変えてまたぜひ来たいですね。
では石鎚スカイライン方面へと参ります。
さあここからが長かった。何度か下りはあるものの
短いくてすぐにまた上り。山小屋らしきものも出てくる
のだけど全部閉まってる...道を確かめながら進む。
というか上る。何もないけど天気だけはいい林道を
上って上ってまた上る。でもどこにも着く気配はない。
進むこと約10km。持ってきた水1.5Lもなくなりかけた
ころにやっと営業してる小屋。土小屋白石ロッジに
到着。下から上ってきたら石鎚スカイラインの終点
になりますね。
ここの自販機で大量補給&遅れてるのに大休憩。
でもほんと生き返った。ここがなかったら危なかった。
石鎚山はまだ登ったことないけどここを基点に登って
いくことになるのですね。
むー、そんなところに逆の尾根筋から自転車で来てる
ってかなり不思議な気分....
すっからかんになりかけてたダブルボトルを満タンに
して、体の中も満タンにして最終目的地へ向けて出発。
あの、またさらに遅れてるからね...
しかし石鎚山かっこいいなあ。
いつか登山でこれるかなあ。
ここからは今まで上って来たご褒美がごとく、
石鎚スカイラインを一番上から下までががーっと下り
ます。これはすごかったですね。約20kmの下り。
車もさほど多くなかったのでブレーキ開放でコーナーも
ガンガン突っ込む。今までの登山でもこんなに長い距離
を下ったことはない。大爽快!
また上り返すことはしばし忘れてぶっ飛ばしました♪
苦しい上りは延々つづくけど、
嬉しい下りはあっという間...
ああ、再び現実と向き合うことになりました。
四国カルスト、今夜の宿である天狗荘へ向かって
再び上ります。
この奇岩が見えたら道は間違っていない様子。
もうほとんど脚はのこってないけどメシ、風呂、ビール
のために踏ん張る。
そしてやっと見えた四国カルストの文字。
長いわここまで長いわ。
しかしここからがまた長かった。
まずニセピークがごとき地芳峠までが23km(全部上り)
あって、
さらにそこから天狗荘までは10km以上の道のり...
地芳峠から四国カルストを経て天狗荘まで少しは
アップダウンあるだろうと思ってたのだけど、
容赦なしの全部上り....東予港からここまで100km以上、
2000m以上漕いで上ってきたオサーンの脚はすでに
売り切れ、明るいうちに宿に着くのは断念。
夕暮れの四国カルストを写真に収めたかったけど、
夕暮れどころか四国カルストに入ったころには真っ暗。
宿に断りを入れて、ここからは楽しいだなんだのという
のは全部置いといて、サイクリストにあるまじきまさか
の泣きの押しも入れてとにかく進んだのでした....
その後なんとか宿に着き、メシ風呂後、部屋に戻ったら
バタンで明け方まで記憶ナシ...家でもこんな熟睡しない
ぞというくらい眠りこけたのでした...
というわけで1日目はUFOラインの感動から、
暗闇の天狗荘着まで気分は最高から最低まで振り切って
終えることとなったのでした...
ではではデータです。
・行った日:2018/8/18
・総距離 :144.42km
・総時間 :14:23’45
・獲得標高:3364m
まあ自分でもびっくりな値。
総距離以外は自身の過去最高記録。
もともとこのコースはブログ、
Groove in Life ロードバイクを楽しもう さんの記事に
あったものをそのままなぞらえさせてもらったもので、
そこで公開されてるルートラボGPSデータをたよりに
漕がせてもらいました。
その記事内ではちゃんと宿に着いておられたので、
まあ大丈夫やろうと思っていたのでしたが、
そもそもの脚力が全く異なって強い方だという
事を私はわかってなかったようです(^^;
ロングライドは計画大事ですね。
しかーし!まだ2日目があるんです!
まだまだ漕ぎます!
続きは その2 ~四国カルスト編 にてどーぞー♪