マメイチでマジ漕ぎ ♪
登山ではやはりアルプス方面にはなかなか適わない関西
圏でも、自転車とあれば、東へ行かずとも瀬戸内、
中国、四国地方にナイスなフィールドがたくさん♪
今回はそのうち小豆島一周、通称”マメイチ” にて
マジ漕ぎしてきたお話。
なんとも爽快なコースでございました♪
残念ながら小豆島は淡路島と違って本州と陸続きでは
ないので、渡るには船が必要。今回初のマメイチで
どれだけ時間かかるかわからないので、前日の深夜便、
1:00神戸港発、翌朝7:00過ぎに小豆島坂手港着の
便を利用。
深夜の船旅なんて旅感MAXだったけど、
翌日のライドに備え、ジャンボフェリー雑魚寝部屋
にて乗ったらすぐに就寝。
この便は直行ではなく、高知に先に寄るので6:00
過ぎに館内放送にて盛大に起こされる。
まあちょうど着替えや朝食とることできるので
問題はなし。
小豆島が近づくとこの日は運よく快晴!
いいですなー船旅。
港到着後はサイクリストの皆さんいそいそと
降りていく。
まさに旅の幕開け、たまりませんな。
つきました!小豆島は坂手港です。
人生初上陸!
ライド中は必要ない着替えや移動時用のサンダルは
コインロッカーに預けて、少々地図を確認して、
7:40、マメイチ開始!
まずはR246からR28へ。
今回はひたすらマジ漕ぎしつつも、観光ポイントには
できるだけ寄ろうと思っていたので
まず最初のポイント、
「マルキン醤油記念館」。
国の有形文化財にしていされた貴重な建物で、
中の見学のほか、醤油ソフトクリームなんかも食せる
らしかったのだけど、時間が早すぎて開いてない...
まあ当然なのでここは先を急ぐ。
朝の街中を快適にペダリング。
朝は走っても漕いでも気持ちいいですな♪
ここの歩道は幅もあって、縁石の高さが低いので
無理して車道を走らずとも歩道や自転車専用道で
走ってもストレスは少なかったですねー。
いいところだ。
おっと来ました海岸線。
道もきれいでナイスビュー♪
しばらく進むと街を離れて山沿いの道へ。
天気がいいので景色は最高ですな♪
景色はいいのですが、街を離れるとアップダウン開始。
事前の調べでアップダウンが多いとのことだったので
心の準備はできていたが、
序盤からガンガン出てくるので気合入れていかないと
いけない。
スタートから20km~30kmぐらいのところではゆるやか
ながら2kmほど登る場所も...
ただ、登ったらかならず下るので、
上までがんばればそのたびに
最高のダウンヒルが待っている。
こんなの雄たけびあげるしかないしょ。
交通量も少ないので、後続と前とさえきっちり確認して
いればガンガンいけます。
下りきったらさらに景色のご褒美。
小豆島いいところだ。
しかしぼけーと見とれながら漕いでるとすぐに
次の上りが!ほんとアップダウンの連続。
そしてまた下りのご褒美。
こんなのママチャリで下ってもきっと楽しいよね♪
休憩ポイントの「道の駅小豆島ふるさと村」。
施設としては十分なものなのだけど、
食事が麺類しかなく、
まだソフトクリーム食べたい気分でもなかったので、
乗ったままくるっと回って止まらずGO。
お次の観光ポイント「エンジェルロード」。
引き潮の時だけあわられるビーチってことで
ここは降りて歩いてみようと思ってたのに
痛恨のスルー...
過ぎてから気がついて、かろうじて1枚。
むー、寄りたかった...
ところで1周のコースなのですが、そんなに分岐ごとや
曲がり角ごとに道標があるわけではありません。
この辺り登山道の感覚で最初はいたのでモヤモヤしてた
のですが、まあ公道なんでそれも当たり前。
スマホのGPSで随時細かな確認は欠かせません。
あと、このマメイチでは道路に書いてある?この目印。
これを頼りに進みます。
主要な港の前では1kmごとにあるという親切な目印で、
これがある道だと正解だし、
これをしばらく見てないな、
となるとその道は間違っているという判断ができて
とても便利でした。
(2回ぐらいしばらくないながあった...)
土庄港手前の観光ポイントといっていいのかどうか、
「世界一狭い海峡」。
んーだからナニ?って感じでしたが
せっかく来たので1枚。
そしてまた道は上り基調に...
このマメイチ、アップダウンほんとにすごくて、
平坦なストレートなんてごくわずか。
港周りがかろうじて平坦な以外はあと全部
アップダウン...
あとでブログアップするためにと思って最初の頃は
このあたりはアップダウンありとか覚えてたけど、
50kmすぎても延々つづくので途中でチェックするの
やめました...
ガーミンのログもこんななってました。
そうこうしてるうちに時間はすぎてどこかで
お昼食べたいなと。
探しながら上りは踏んばり下りはぶっとばして
お店を探す。
そして現れた休憩ポイント
「道の駅大阪城残石記念公園」。
その名の通り、近くに、その昔大阪城建築の際に
石垣に使う石を切り出した石切り場があります。
サイクルラックももちろんあって休憩に
最適ですがまたもや麺類ばかり...
米をしっかり食べたいので
ここも降りずにスルー。
ちょこちょことこういった施設がコース上にあるんです
が、普通に1件のお店とか食堂、レストラン、なんかが
少ないですねー。
あと、島の南側にはコンビニやスーパーがいくつか
ありますが、北側になると全然ない...
かろうじて自販機が点在するくらい。
これは覚えとかないといけないです。
そのたりは事前調べ通りだったので、
予定通り福田港で食べようと取り急ぎ持ってた補給食で
つないでエンドレスアップダウン継続。
そしてスタートから約80km地点、もうすぐ一周回って
しまうじゃんってとこでようやく昼飯。
福田港の「梅本水産 食事処やまさん」です。
ここであなご丼をいただく。
いやこれ絶品でございました。
やはり米はパワー出ます。
あなご天丼もウマそうだったので次はそれにしよう。
と、ここまで撮影以外で自転車降りてまとまった
休憩してなかったので長めの休憩を取ることに。
ここはきれいな港で、
フェリーの待合もとても整ってます。
週末だというのに人も少なく、
のんびり海をみながら休憩。
あと、20数kmだしね。
ほどほどなところで帰りのフェリーの時間もあるし、
まだアップダウン続くだろうし出発。
踏ん張って上って...
フォー!と下る。
これを繰り返すこと数回で(ほんとに延々続く)
着いたのが、「南風台」。
ここは見晴らしのいい高台になっていて、
その先にはエンジェルロードと同じく、
引き潮の時のみ現れるビーチがあるそうです。
下まで降りないといけないので
今回はスルーしましたが、
次は行ってみたいですね。
で、引き続きアップダウン。
ふんばらないといけないですが要所要所での景色は
最高です♪
さあ、ラストスパートってとこでコース上の注意点。
今回のように坂手港出発で時計回りに回ったとき、
ラスト10数kmのところで650mほどある
大きなトンネルが現れます。
ちゃんと幅のある歩道があって自転車でも安心して
通れるのですが、
これ通っちゃうと結構なショートカットに
なってしまいます。
1周コンプ目指すならここはトンネル通らずに
右の「白崎海岸」方面へ行きましょう。
ただしそっちは明らかに結構な傾斜なんで
行く勇気がなかなか湧かないですけどね。
私も実はトンネル通ってから気づき、
また戻っていきました。
あーよかったと思うのもつかの間すぐに後悔します。
そうですここからやく2.5kmほど上りが続くのです...
こんな細い道で。
いやこの最後の上りが一番きつかったですね。
長いのでね...
なんとかクリアしたら最後の看板。
1周ゴールはあと少し。
しかしこのあともほんと港の最後の最後まで
アップダウンが続き、
はい、帰って来ましたー!
あーなんて充実感。
マメイチ、コンプでございます♪
所要時間がわからなかったので途中他にもあった
観光ポイントをスルーしちゃってたのが心残り。
上り一本追加になりますが、
次は日本三大渓谷のひとつ、
寒霞渓もいっちょ行ってみたいですね。
では今回のデータです。
・行った日:2018/5/12
・総距離 :104.2km
・時間 :8:14:39
・累積標高:1,215m
累積1200mかー、
2000mぐらい上った気分だったけどなー(^^;
最後に、
帰りのフェリーの時間までに港に座り込んで
小豆島サイダー飲んでぼけーっとしてるのも
至福のときでございました。
うん、ここ気に入った
また来るぞと♪